祖母とアメージンググレース


「祖母とアメージンググレース」
凄く不思議でした・・・。
数年前の秋、祖母が旅立ちました。
90超えの大往生、最期まで女性として美しく生き抜きました。
祖父の葬儀は、自分の入院中で亡くなったことすら知らせられず、そして、遠く離れた岡山の山奥での祖母の葬儀は、私は本番の為、出席できませんでした。
なので、二人の手札(写真)をこっそり忍ばせて・・・。
「アメージンググレース」を謳わせて頂いている時、会場が淡いおれんじ色の優しい光に包まれ、涙を流すお客様続出・・・。(共演者の目も潤んでいました)
まさに、その時間帯は、祖母が骨へと姿変えてく瞬間でした。
誰にも(共演者にも)、言ってなかったのですが・・・祖母が亡くなったこと。
しかし、その場に居合わせた方の多くの瞳に光るものがあり、けれど悲しみではなくて、穏やかな心になれるほっこりとした公演になりました。
おばあちゃんって、ずっと側にいてくれるんだね・・・。
きっと、おじいちゃんも・・・。
終演後、共演者にだけ、祖母が他界したことを知らせました。
一緒にいた女性はみるみる泣き出し、私も抑えていた涙が溢れてきました。(写真はその時のもの)
誰にでも優しく、耐え忍ぶ強さも持ち合わせる祖母は、私の憧れです。
おばあちゃんの孫であることは、さっちゃんの誇りです!!
愛と笑顔の音楽の伝道師さっちゃんのサイト
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